一般歯科
一般歯科症例
原因を見極めて
一見局所的な痛みも、虫歯だけでなく実はお口の中全体が歯周病に侵されていたり、歯並びや咬み合わせが原因としてその背景に隠れている場合もあります。また、最近では噛みしめや歯牙接触癖(TCH)とよばれる悪習慣が、歯の痛みやしみる原因となっていることも多く見受けられます。
主訴の改善を第一に
まずは、患者さんが最もお困りのこと、一番悩んでいらっしゃるところの改善を第一に考えます。
そこで、初診時によくお話を聞いて、原因となっている部分を取り除くよう治療していきます。
時には歯の移動量や骨の歪みが大きく、一年以上の治療期間を必要とする症例もありますが、対症療法だけでは決して治らない場合もあることをご理解ください。
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小児歯科 最も重要な時期の歯科
ある意味、人間にとって最も重要な時期の歯科といえる分野です。この時期に望ましいとされる発育・育児が得られないと、成人になってから口の機能を取り戻すのは非常に困難になってきます。
乳児期(1歳まで)幼児期(1~5歳まで)に気をつけること
正しい口の機能を得るためには、0歳からの育児が大変重要です。まず、授乳は母乳で充分与えられているでしょうか?おしゃぶりの弊害はご存じでしょうか?
母乳育児が困難で人工乳になる場合は、哺乳瓶の人工乳首の穴の大きさに注意しましょう。穴が大きすぎると乳を吸う回数が少なくなってしまい、お口の機能が育ちにくくなります。15分ぐらいかけて必要量を飲むような乳首を選ぶと良いでしょう。
一歳児健診やその後の2~3歳の乳歯列の完成までは、とにかく虫歯にさせないことは最低条件です。
しかし、実はもっと重要な呼吸と嚥下というお口の役割を育むことに、是非注力していただきたいと考えています。
正しい呼吸と嚥下(えんげ)を身につけて
最も重要なのは、0歳から5歳までのお口の機能がダイナミックに変化していく時期に、正しい呼吸と嚥下(えんげ:口の中の食べ物を飲み込んで胃に送る)を身に着けることです。虫歯の治療や矯正はその後に考えていきましょう。
キッズスペースあります →設備紹介
歯科に対して「怖くて痛い」というイメージが形成されると、その後の歯科受診は敬遠され、痛くなるなど症状が進行してからの受診となってしまいます。特に幼児期から小児期にかけて形成されたイメージは、大人になってからも引き継がれていることは、大半の方が経験されていることでしょう。
だからこそ、小児患者さんと出会う機会を大切にし、積極的にコミュニケーションを取っていく事を心がけております。
当院には、キッズ・スペースも設けてあり、小さいお子様連れのお母様方にも安心して治療が受けられるようサポートして参ります。
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小児歯科症例
予防歯科
歯の寿命 自分の歯で噛むことを大切に
一番大事なのは「天然歯をむし歯や歯周病から守る」こと、次に大事なのは治療を最後まで受けた後の「定期健診」です。定期的に通院して新たな発症を防ぐことが大切です。
それによって歯の寿命を最大限にのばすことが可能になり、いつまでも自分の歯で噛めることにつながります。
陽歯科では、治療と同じくらい「予防」を大切に考えています。定期健診や自宅での療養方法(基本的には歯磨きの仕方が第一)が大事と考えるとともに、治療後のメンテナンスにも力を入れています。
むし歯や歯周病の予防効果も!
定期検診よりもっと…
デンタルクリン® プロによる歯のクリーニングも行っています。
定期健診を受ける方が増えています
公益社団法人日本歯科医師会の調査(2011年と2016年の比較)では、「定期的なチェック」のために歯科受診をする人が近年増えてきていることが示されています。
「具体的な痛みや症状を実感したら受診する」という人は減り、口の中の病気予防や健康チェックのために受診する人が増えていると報告されています。
まだまだ歯の寿命をのばせるはず・・・
歯の健康への意識が高い欧米に比べると、日本の定期健診受診率はまだまだ低い水準です。中でも予防歯科の先進国スウェーデンと比較すると、80代の平均残存歯の数には大きな差があります。
しかし、5年ごとの厚生労働省歯科疾患実態調査の結果から、その差は少しずつ埋まってきていることもわかります。
定期的なメンテナンスは欠かせないもの
統計では定期的にメンテナンスを受けていない人は、平均して1年に2本のむし歯ができるというデータもあります。
そして、若いときから定期検診を継続的に受けている方の歯は、80代になってもほとんど減っていないことが報告されています。具体的な痛みや症状があるときに受診している方の残存歯数との比較をみると、大きな差があることがわかります。
歯を失うことは思うように食べられないことに直結し、やがてからだ全体に大きな影響を及ぼします。また、近年の研究では「歯周病」が全身のさまざまな病気(心筋梗塞や狭心症、糖尿病など)に関わっていることもわかってきています。
からだの健康のためにも、歯の定期的なメンテナンスを心がけましょう。悪くなってから治療ではなく、悪くならないために歯科での定期健診を受けていただくことが大切です。
冠や詰め物は年月とともに・・・
冠や詰め物が入ったら終わりというわけではありません。
お口の中で、歯は常に水分や多くの細菌にさらされ、時として過大な力が加わるといった過酷な環境下にあります。詰め物やかぶせ物などの人工物は一旦治療が終了しても、壊れることもあり、何年も経てば当然変色や磨耗、不適合といった問題もでてきます。歯自体がダメになってしまうこともあるのです。
治療が終わったら、定期健診を通して自分の歯、そして詰め物やかぶせ物などの状態をチェックしていくことがとても大切なのです。
歯の削除量は最小限に、神経もできる限り残して
削ったり詰めたり被せたり・・・歯は治療を繰り返すたびに、少しずつ弱くなり寿命を縮めていきます。例えば、神経を取って金属の被せ物をした歯は放置していると10年ももたないのです。
陽歯科では、できる限り自分の歯を永く残すために歯の削除量は必要最小限とし、神経はできる限り残す努力を行っております。